名前:池田周大(いけだ しゅうた)
1992年に生まれ、大学入学までの18年間を大阪で過ごす。
中学時代に、当時好きだった女の子に感化されて、演劇に憧れを抱くようになるが、中学、高校と演劇部が存在しなかったため、やりたい
気持ちをどんどん膨らませながら、高校時代は合唱部と放送部に所属し、演劇とは違う観点から表現の方法を模索する。そして、現在通う
慶應義塾大学入学を機に上京し、ようやく演劇をかじり始める。
しかし、中高でのやりたい気持ちとは裏腹にそれまで演劇を観たことがなかったため、演劇特有の(演出を含めた)表現などは一からの勉強
となり、その大きさ・難しさを痛感するも、自前のワクワクさや負けん気を武器に更に興味を持ち、所属サークルの本公演だけでなく、が
むしゃらながらも社会人劇団への出演も果たした。
日常生活や休憩中の稽古場では、Perfumeのダンスを突然踊り始めたり、場の空気を読み損ねた意味不明な言動(笑いが起こることなどなく
、周りのフォローすら難しい)をするのだが、その普段の外見からは想像もつかないような激情を見せたり、と思えば、微妙な心情の変化が
垣間見られたりと、様々な表情を見せる。
「演劇を通じてのみならず、たくさんの人にワクワク感を与えたい」という意思を根底に持っており、2012年は、感じつつあった限界と未
熟さを打破し更なる自身向上のために、様々な新しいことへのチャレンジする年として、今回の3月卒業公演をもって非常に未熟な役者活
動を一旦落ち着かせることを否応なく決意。区切りとなるこの公演に、まだ見ぬ持てる全力をかける。
また、自身を「(井の中の)かえる」(本来のことわざはカワズであるが)とあだ名で呼ぶのは、常に自分は小さな存在とし、大きな世界への
憧れや渇望を忘れないためである。